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最終更新日時
2010/04/05 02:58









パソコンの中にある部品の役割とは?


パソコンとは

パソコンとは、家庭用のコンピュータのことで、中に複雑な回路、部品などが複数含まれており、
電気の供給を受けて動いているいわばロボットのような物です。(ただ、足も手もないから動きはしません。)
パソコンの中には各種部品と処理を行うパーツと呼ばれる物がいくつか入っており、それによってパソコンは成り立っています。
特にパソコンの頭脳と呼ばれるCPUは、取り外すと全く動作しなくなります。
また、パソコンの中を開けたら誰でも最初にいじったであろうメモリという部品も、全て取り外すと動かなくなってしまいます。


パソコンの構造

(※今回は、増設等が行いやすいデスクトップ機を基準として説明いたします。ご了承ください。)
パソコンの中には基本的に、マザーボードと呼ばれるパーツを置く場所があります。
マザーボードを見るには、(覚悟や地震のある方のみどうぞ)パソコンに固定されているカバーをドライバーで外して、
取扱説明書の手順に従い、外のカバーを外します。すると、マザーボードを見ることができます。
デスクトップ機のマザーボードは主に以下の図のようになっており、マザーボード内の部品の位置と説明を合致させるために
マザーボード内にある部品ごとに番号を振りましたので、参考にしてみてください。



(1)増設スロット<PCIなど>

(1)の例:
TVを見るためのTVキャプチャーと呼ばれる部品、あるいはUSBと呼ばれるデジカメなどをつなぐ端子を
特別に増やすための専用のカード、または特別な場合で音を出すサウンドボードと呼ばれるものや
グラフィックボードをここに装着します。
それらの部品を基本システム(OS)に認識させれば、その部品を使った作業などが行えるようになります。
※このスロットに何もつけなくても、基本システムは普通に動きます。



(2)主にグラフィックボードスロット<AGP・PCI Exなど>

(2)の例:
一番端っこにある少し形状の違ったスロットはゲームをする方、グラフィック処理が必要なアプリケーションを
実行している方専用で、主にグラフィックボードを装着します。
グラフィックボードを装着すると、画面の描画にかかる時間が早くなったり、
複雑なゲームの動きがなめらかになったりします。
※このスロットに何もつけなくても、基本システムは普通に動きます。



(3)オンボード

マザーボードに搭載されているLANと呼ばれる通信システムや、マザーボードに搭載されているサウンドシステム
あるいはモニターとつなぐための端子、あるいは電源ケーブルとつなぐための
端子などがマザーボードと接続されています。
この場所をマザーボードの外側から見ると、モニターの接続端子などがあるのがわかると思います。
モニターの接続端子は主にの二つが使われています。
※一部の端子と接続させないと、基本システムの動作に影響を及ぼす可能性があります。(マウス、キーボード、モニターなど)


(4)メモリ

メモリは、現実の世界でいえば机のようなもので、中でも簡単に体感速度を上げる一つの方法です。
メモリが少ない(=机が小さい)と、基本システム(OS)が作成する書類が落ちてしまうことになります。
書類が落ちてしまうということは基本システムが使いたい分のメモリ量が使えないと
いうことになり、処理が遅くなってしまうのです。
そういう時には、メモリをパソコンの中に追加として設置します。このことを、「増設」といいます。
メモリを増設することで、このように机の上に全ての書類が置ける(=メモリ量に余裕がある)ということになり、
増設前より処理速度がいくらか速くなるのです。(いくら速くなるかは、入れているソフトなどによって変わってきます。)


増設方法は、パソコンの機種に応じたメモリを購入し、上の図のように中を開けて、マザーボードの4番の部分にメモリをきちんと差し込みます。
※メモリの増設にはいくらか知識が必要かもしれません。自信がない方は専門の業者に取り付けてもらってください。
※上の図では、メモリの差し込むスロットが2つしかありませんが、最近のパソコンでは4つのスロットが用意されている物もあります。
※基本的に増設しなくても基本システムは動きますが、増設すると体感処理速度が上がり、逆に全て抜いてしまうと動作しなくなります。


(5)CPU

(5)の例:

CPUは、パソコンの頭脳です。実は、CPUを取り替えることもできます。
パソコンをより安定させるために過去に発売されたCPUを取り付ける人も
いれば、最新性を重視するために昨日、一昨日、先週発売された
CPUを買いに行き、取り付ける人もいます。
ただし、CPUの取り替えにはメモリの取り替え以上の知識が
必要となり、作業を間違えるとCPUが焼けこげて最悪の場合
パソコンの中から白煙が出る可能性もあります。
CPUの取り替えは専門の知識がある方以外行わないことをお勧めします。
主なCPUの主流メーカーは現在IntelとAMDで、どちらとも「処理能力」と
「安定性」を兼ね備えたCPUを今も開発し続けています。
また、最近では一つのCPUの中に2つ、4つ・・・の処理部分(コア)を
搭載したものも登場し、どんどん全体の処理能力が上がってきています。

※CPUを抜いてしまうと、基本システムは動作しなくなります。



(6)CD・DVDドライブ

(6)の例:

この部品は、主にCDやDVDのデータを読み込むものです。
機種によってはCDを読み取るだけのものや、CD、DVDの
書き込みまで行えるものもあります。
また、最近ではCDやDVDよりも多くの容量を記憶できる
「ブルーレイ」という規格に対応したドライブも登場しています。
ドライブのほとんどは、ボタンを押すとトレイが出てきて、そこに
ディスクを入れる形が多いですが、一部の機種では、わずかな
隙間にディスクを入れる方式のドライブもあります。

※CDドライブを取り外しても基本システムは動作しますが、
ソフトウェアの導入などに支障をきたす場合があります。



(7)ハードディスク

これは、人間の脳でいえば海馬のようなもので、記憶専門の部品です。
特に、基本システム(OS)はハードディスクの中に入っているため、ハードディスクが壊れるとパソコンが起動できなくなってしまいます。
その時は、ハードディスクを交換して、また基本システムを入れ直すことになります。

しかし、RAIDというシステムを利用すれば、2つ、またはそれ以上の
ハードディスクにメインと同じデータがコピーされるため
たとえば一つのハードディスクが壊れても他のハードディスクを
再度つなぎ直せば、見事に延命させることができるのです。

左の場合、ハードディスク1が壊れても、ハードディスク2と3が
正常に動いているため、RAIDの設定をやり直せば、
ハードディスク2または3を普段使っているハードディスクとして
再度運用できる、ということになります。
最近では1TB(約1,000GB)のハードディスクも登場し、
大容量化が進んでいます。
一般的なハードディスクの容量(約200GB)は、
携帯電話の容量(約50MB)の4,000倍に当たります。



「部品」はどこで入手できる?

・通販、オークションなど
この場合、店よりも安く入手できる確率が高いです。
ただ、オークションの場合は中古の品物も含まれることがあります。
また、購入の際はメールなどを用いて業者、あるいは出品者と取引をすることになります。
その際、現金を払っても届かない、などというトラブルもごく稀にありますので初心者にはお勧めできません。

・電気店
この場合、確実に品物を入手できます。しかし、通販やオークションと比べ全体的に少し値段が高くなります。
また、メモリの取り付けサービスなどを行っている店もありますので、メモリを取り付けて欲しい方はそちらを依頼すると良いでしょう。
ここでは、USBフラッシュメモリやパソコンのメモリ、モニターなど一般的な商品が取りそろえられています。

・専門店
ここでは、グラフィックボードやマザーボード、PCIカードなどを入手することができます。
運が良ければセールとして普段より安く手に入れられるかもしれません。
ただし、メモリの取り付けサポートなどのサポートを行っている店は少なく、いくつか専門の知識を必要とする場面もあります。
専門店では、「知っていて当たり前」のような知識も存在しますので、いくつか知識を学んでから専門店へ行くと良いでしょう。

・中古店
ここでは、モニターなどを中古で安く手に入れることができます。
しかし、動作保証の期間が短く、期間を過ぎて万が一購入品が壊れた場合は有償修理となってしまうことが多いので、その点注意が必要です。
また、いくつかグラフィックボードなどの専門パーツを見つけられるかもしれません。



「部品」の価格は?

この価格は、一般電気店や専門店などで売られている部品の最安値を平均したようなものです。
機能やメーカーによって多少価格は変動しますので、全ての部品の価格がこの限りではありません。
また、古い製品、数世代前の製品はこの価格よりさらに安くなっている場合が多いです。

・(1)PCIカード
機能にもよるが3,000円前後で入手可能。

・(2)グラフィックカード
AGPカード:性能にもよるが5,000円前後で入手可能。
PCI Expressカード:性能にもよるが3,000円前後で入手可能。

・(3)オンボード
オンボードはマザーボードに初めから載っていて取り外すことはできず、単体で取り付けることもできないので、
オンボードを変えるということはマザーボードを買い換えることになります。機能にもよるがだいたい10,000円前後で入手可能。

・(4)メモリ
1つのメモリに1GB(約1,000MB)の容量を搭載したもの:規格にもよるが2,000円前後で入手可能。
1つのメモリに2GB(約2,000MB)の容量を搭載したもの:規格にもよるが4,000円前後で入手可能。
1つのメモリに4GB(約4,000MB)の容量を搭載したもの:規格にもよるが7,000円前後で入手可能。

・(5)CPU
CPUにはクロック数(〜GHz)という物が存在し、これが高いほど一般的に処理速度が上がり、値段も高くなっていきます。
また、一つのCPUの中に2つの処理部品(物理コア)を搭載している場合はさらに高くなります。
・1つの物理コアを搭載したもの:6,000円前後で入手可能。
・2つの物理コアを搭載したもの:10,000円前後で入手可能。
・4つの物理コアを搭載したもの:20,000円前後で入手可能。
・6つの物理コアを搭載したもの:40,000円前後で入手可能。

・(6)CD・DVDドライブ
・CDの読み書き:2,000円以下で入手可能。
・CD・DVDの読み書き:4,000円以下で入手可能。
・CD・DVD・ブルーレイの読み書き:7,000円前後で入手可能。

・(7)ハードディスク
・500GB以下:4,000円前後で入手可能。
・1TB(約1,000GB)以下:6,000円前後で入手可能。
・2TB(約2,000GB)以下:10,000円前後で入手可能。
・4TB(約4,000GB)以下:20,000円前後で入手可能。



まとめ

・パソコンは「動かないロボット」
・パソコンの中にはマザーボードという部品を乗せる板がある。
・パソコンの部品のうち、重要な物を取り外すと動作しなくなるものがある。(CPU、ハードディスクなど)
・パソコンの部品は、それぞれが違う機能を担当している。
・パソコンの部品の一部は、取り替えることができる。(取り替えに失敗すると、パソコンが壊れる可能性アリ)
・パソコンの部品は、電気店をはじめ専門店やオークションなど至る所で入手できる。
・パソコンの部品の値段は安いもので3,000円前後、高いもので40,000円前後である。


このページの更新

2007/8/26:初版制作。
2010/4/5:第二版更新。文章、部品の価格を今後を見据えたものに修正。

その他更新部分に記載のないものについては、ほとんど初版制作日現在の情報です。

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