System Scanner



 もっと、コンピュータを身近に。
 System Scannerは、コンピュータの「使い心地」を100点満点で評価します。性能を表示・評価するソフトはたくさんありますが、単位がソフトごとに異なり、何万というスコアが表示されても覚えきれません。皆様が小学生のころの100点満点のテストを受ける感覚で、表示できればと思い制作しました。
 また、OSごとの快適に動作する目安も表示できます。点数表示のみ無料でお使い頂け、内訳の表示やログの出力は有料機能となっております。
 ソフト本体のダウンロードはこちらから 有料機能の購入はこちらから

 ※本ソフトは、厳密なベンチマークソフトではありません。ユーティリティーソフトとお考えください。
 オールフリーソフト様(2016/4/10)  窓の杜様「ダイジェストニュース」(2016/4/28) に掲載頂きました。


 スキャンが終了すると、100点満点でコンピュータの総合点数が表示されます。他にも、部門別の点数を表示したり、他のOSでこのコンピュータの能力が生かせるかどうかを簡易的に調べることもできます。


 各部門の点数内訳を表示することもできます(有料機能)点数内訳を見ると、高く評価されている部分と低く評価されている部分がすぐに分かるため、低く評価されている部分を修正することで点数アップにつながります。また、「?」ボタンをクリックすると詳しい解説や点数基準データなどが表示されます。

 本ソフトはフリーソフトですが、有償で独自仕様への改良(自動でスキャンを開始する、より詳細なシステム情報を保存する)も承ります。詳しくはお問い合わせ下さい。

ソフト本体のダウンロードはこちらから(.Net Framework 3.5が必要です)

バージョンアップによる修正項目

ver.1.1
初版公開。(2007/3/9)
ver.1.3
スキャン項目の増加。基準の見直し。(2007/4/7)
ver.1.4
新yamaのページに対応。基準の見直し。(2007/12/29)
ver.1.5
AVGウイルス誤検出問題への対策。基準の見直し。(2008/3/19)
ver.1.6
スキャン項目の増加。通信部門関連の問題を修正。基準の見直し。(2008/8/31)
ver.1.8
一連のウイルスの誤検出問題に完全対処。追加、修正点多数。(2010/7/1)
[追加された機能]
・採点基準ファイルをクラウド化し、常に最新の採点基準ファイルを取得するよう修正。
(サーバーに接続できない場合は本体に内蔵している採点基準ファイルを使用)
→採点基準ファイルは予告無くバージョンアップする場合があります。
・スキャン終了後に点数内訳を表示できる機能
・システム部門の採点項目にソフトウェアのインストール状況を追加。
・今後の技術革新の過程を追うため、Cドライブの搭載容量、物理メモリの搭載容量、書体数を送信対象に追加。
[修正された機能]
・Windows 7に対応。
・採点基準、配点および採点項目を大幅に変更。一部では傾斜配点を導入して重きが置かれる部分の配点を高くした。
・システム部門に存在していた無意味な採点項目を廃止。結果、システム部門はOS、IE、ソフトウェアの三本立てとなった。
・Windows 7の次期バージョンを見据え、9x系への対応をカット。(9x系は全てシステム部門のOS部分が0点となります)
・UIを大幅変更。文字サイズの変更の他、スキャン終了後の画面のスクロールバー表示を廃止し見やすくした。
・スキャン終了後のOSとコンピュータの能力を比較する部分のボックスで、最新のOSが初めから選択された状態になるよう修正。
・スキャンにかかる時間を前作比87%高速化。

採点基準データ
ver.1.9

スキャン情報が大量に得られたことから、表現部門、システム部門の点数見直し。(2010/8/18)
・表現部門の傾斜配点の変更。デスクトップ解像度の満点を60点から80点に、フォントの数の満点を40点から20点に。
→フォントの数より、まずディスプレイの買い換えを推進すべきと判断
・OSからNT、8の記述を削除 →より現在の最新状態に近い基準に
・Vista SP3がリリースされる可能性がないことから当該記述を削除(SP2適用でサービスパック満点)
・サービスパックがリリースされてもいないのに適用することは不可能なため、7のSPなしでもサービスパック満点に
 (これにより、7無印のスキャンで無条件に20点アップ、Vista SP2のスキャンで無条件に6点アップ)
 ※ただし、この措置は一時的なもので、サービスパックがリリースされ次第基準ファイルも随時書き換えますので、ご注意下さい。
(7のSP1がリリースされて基準ファイルが書き換わった場合、7の無印におけるサービスパックの点数は0点となります)
・IE9については9月にベータ版が出るということで変更を加えず、IE6は現代のWeb標準に沿っていないことから記述を削除
(IEのバージョンが6の場合、IEの点数が0点となります)

採点基準データ
ver.2.0

アクセス部門の一部誤採点の修正、表現部門、システム部門の点数見直し。(2010/8/20)
・ディスク使用率の個数の誤りを修正。 これにより、一基準あたり約0.069点アップ。
・メモリ総搭載量の採点において、2.4〜2.6GB範囲に過大採点(約0.66667点)していたのを修正。
・メモリのアクセス速度の採点において、2.4〜2.6MB範囲に過大採点(約0.66667点)していたのを修正。
・フォントの数の最小点と最高点の範囲を50個〜1000個 → 100個〜600個に縮小し、満点を12点に。
・ディスプレイ解像度の点数(縦解像度、横解像度)を各40点から各44点にアップ。
表現部門は44点×2(=88点)+フォントの数の12点の100点にて採点。
・横解像度の基準に2000ピクセルを追加し、700ピクセルを削除。
・縦解像度の基準から500ピクセル、1300ピクセル、1400ピクセルを削除。
・IEバージョンの点数基準から7を削除。(8の場合5点、9の場合10点となり、それ以下は0点となります)

ver.2.0

画面を簡略化。起動してワンクリックでスキャンを開始できるようにした。(2012/3/1)
・結果表示の画面をわかりやすく改良。無駄なボタンを排除し、結果の送信もワンクリックで気軽に行えるようにした。
・快適に動作するOSについても、一覧から選ぶ動作が面倒なため、快適かそうでないかをアイコンで表示する形式に変更。
アイコンも、その要件を半分以上満たしている場合には半分のアイコンが表示されます。
・通信部門の点数が0点の場合、結果の送信ボタンを表示しないように修正。(インターネットに接続されていない場合、点数算出の対象から除外する機能は、インターネットに接続されている方と若干不平等になることが判明しましたので、搭載していません。)
・計算時間、描画時間など時間を計っていた項目について、小数点第2位まで表示するように修正。
・メモリを2GB以上搭載していても、2GBとしか表示されない問題を修正。また、それに基づき採点基準も修正。
 原因:2GB以上に対応していないGlobalMemoryStatus関数(kernel.dllのAPI)を呼び出していたため。これに代わりWMIを叩く.NetのC#プログラム(画面上には表示されません)をスキャン中に実行することにより解決。※このため、実行要件として.Net Framework 3.5が必要になります。
・処理能力部門のスキャン対象に、CPUの周波数、物理コア数、論理コア数、VRAM容量の項目を追加。
(MaxClockSpeedではなくCurrentClockSpeedを取得していますので、オーバークロックしている場合はその周波数で採点します)
・ネットワークの通信速度を計測する際に、計測中の画面を一切表示しないように修正。これにより処理速度が向上。
・掲示板の送信内容にCPU・GPUの名称を追加。(CPU・GPUの名称は採点基準には含まれません)これによりほかのシステムとの比較や点数予測が容易になります。
・掲示板の送信時に、コロン(:)の位置がガタガタになっていた問題を修正。メイリオやMS Pゴシックなどのプロポーショナルフォントに最適化しました。
・HDDの容量以外の部分について、1GB=1000MB=1000000KBの解釈とするよう修正。これにより、メモリの表示量などが従来より約1.048倍増加し、アクセス部門の点数増加に寄与します。(3/10リリース版)
・OSについて、エディション(Home Premium、Ultimateなど)まで表示するよう修正。
・予期していない値を取得した場合、エラーを表示して終了するよう修正。
・CPU周波数について、現在値ではなく最大値を取得するよう修正。(省電力のクロックダウン状態で採点されるのを防ぐため)
・64bit環境で、OSサービスパックの適用が正しく検出されない問題を修正。これにより、システム部門の大幅な点数増加に寄与します。

採点基準データ
ver.2.1

GUI ver.2.0に標準搭載していますが、共通項目についてはGUI ver.1.8にもこの基準が適用されます。(2012/3/1)
・[共通] ディスプレイ横解像度について、2000を削除。(1920*1200のディスプレイであれば満点が取れます)
・[共通] Windows 8、IE10を採点対象に追加。また、Windows 7(更新なし)のサービスパック点が満点だった問題を修正。
・[共通] メモリ搭載量の満点を10点から15点に増加。代わりにメモリアクセス速度の満点を20点から15点へ減少。
・[2.0のみ] CPU、画面描画の配点は掲示板の傾向を反映して、値が集中していた部分を小数点レベルに分解して傾斜配点としました。
 CPU:1〜15秒(15段階)→0.3秒〜15秒(26段階)、画面描画:1〜20秒(20段階)→1〜20秒(27段階)
・[2.0のみ] 通信部門の点数基準を若干厳しくしました。(100KB〜1500KB 15段階→1KB〜2000KB 27段階)
・[2.0のみ] その他、ver.2.0の改良にあわせた採点基準の修正。

ver2.1

冗長な表現の排除。
スキャン中のオブジェクトを簡略化することでスキャンスピード、性能ともに15%ほど向上。(2014/5/2)
・Windows 8.1、IE11に対応。Windows 8環境でOSの点数が0点になる場合がある問題を修正。
・スキャン結果の送信を自動で行うよう修正。(同一IPからの送信は24時間行えません)
・システム部門でチェックするソフトウェアをFirefox→Chrome、Java→Visual Studioに変更。
・予期していない値を取得しても、点数を0点にした上で続行できるよう改良。

採点基準データ
ver.2.2

・メモリ搭載量の上限を64GBに増加。
・通信部門の点数基準を厳しくしました。(1KB〜3000KB 24段階)
・サービスパックを出さず新OSを出す状況を鑑みて、システム部門のOSを60点、サービスパック10点、IEバージョン10点、ソフトウェア20点に配分変更。

ver.2.2

・通信部門の測定方法を変更。(2015/3/21)
大容量回線の普及に伴い、234KB×100回=23.4MBのデータ受信から、より本質的な約44MBの単一ファイルをDLする方式に変更。
測定中の進捗が表示されるC#プログラムを実行。
・外付GPUと内蔵GPUを搭載する環境で、CPU情報等が正しく取得されない問題の修正。
(特殊マザーボードなど、CPUを複数搭載する場合は一つ目のみが採点されます)

採点基準データ
ver.2.2a

・通信部門の測定方法変更に伴い、それに見合う採点基準の修正。(ver.2.2実行時のみ適用)

本体 ver.2.3
採点基準データ
ver.2.3

・スマホの影響で解説のないUIが普及したため、余計な解説を廃止して点数のみを表示。点数表示時のアニメーションも廃止。おやつを食べる感覚で簡単にスキャンできるように。(2016/4/25)
・一部環境で測定時に「Check.exeはありません」と表示される問題を修正。
・一部環境でソフトウェアのインストール状況が採点されない問題を修正。

・CPUの点数基準を実態に合ったものに変更。中〜高性能なCPUを正当に評価できるように。(0.3〜15秒 26段階→1.2〜10秒 22段階)
・画面描画能力の点数基準を実態に合ったものに変更。(1〜20秒 27段階→2〜15秒 23段階)
採点基準データ 2.3a(2016/5/2)
・高性能かつ省電力なCPUへの切り替えを促すため、CPUと画面描画能力の点数基準をさらに厳格化。
(CPU=1.2〜10秒[22] → 1.2〜5秒[19]   画面描画能力=2〜15秒[23] → 2.4〜8秒[20])
採点基準データ 2.3b(2016/5/3)
一部環境でソフトウェアの採点がされない問題が解決しないため、ソフトウェアのインストール状況を、採点基準から外すように。最新OSにアップグレードするだけで満点が取れます。

Q&A

Q:何度やっても一部項目の点数が0点になります。
A:.Net Framework 3.5がインストールされているかご確認下さい。ファイアウォールの確認許可画面が複数回でることがあります。その場合、許可をお願いします。拒否されている場合はその解除、またはファイアウォールを一時的にオフにして再度お試しください。
Q:旧世代のCPUのほうがCPU処理の点数が高いことがあります。
A:本ソフトはシングルスレッドで簡易な計算処理を実行し、その実行完了時間から点数を計測します。デュアルコアやクアッドコアCPUの場合、逆転現象が起きることがあります。また、ユーザの実行環境やOS等によっても左右されますので、必ずしも新しい=点数が高い、となるわけではありません。
Q:メモリのアクセス速度やインターネットの通信速度が予想よりも低い。
A:こちらは実測となり、規格よりも低くなります。不要なソフトの終了、PCの再起動によって点数が変わりますのでお試し下さい。インターネットの速度は、深夜・早朝のほうが速いことが多いです。

注意事項

 採点基準に公平性を期すため、インターネットに接続されている場合、毎回自動で最新の基準データを取得しスキャンします。System Scanner本体をデータ更新の度に毎回ダウンロードしたり、起動の度に特別な操作を行ったりする必要はありません。採点基準データは、予告なく不定期で更新します。
 また、採点基準データの更新によって採点項目が増減したり、機能やUIが変更されることはありません。

 ・最新バージョン以外のバージョンはすべてサポート対象外となります。サポート対象外ソフトの実行はすべて自己責任となり、管理人yamaは実行結果についていかなる保証も致しません。また、サポートも基本的に行いませんのでご注意下さい。古いバージョンをお使いの方は、この機会に最新バージョンにバージョンアップすることをお勧めします。

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